3/01 単身赴任
    旦那は今日から静岡へ単身赴任となりました。新静岡の管理センターで鍵を受け取り、最寄駅からタクシーで新 住所へ行ってみると…。そこは山の上の緩斜面にある茶畑の中。いかにも静岡らしいと言えますが、駅からずっと 登りの坂道だったりする。しまった…。急な話しでよく調べる時間が無く、適当に決めたけれど、土地勘がない 上に、地図には等高線が記載されていない事を忘れていました。

    机、椅子、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ベッドなどは備え付けですが、肝心の寝具が無い。 外は雨だし、今日寝るための布団をどうしようかと思案していました。ホームセンターで買っても配送は3日後。 車も無いし、雨の中をタクシーで持って帰れるはずもない。今日はどうする? 持参シュラフかビジネスホテル へ避難? そもそも電気、水道、ガスなどが未開通の状態だし…。

    そんな時に静岡の知り合いから電話があり、布団を持って来て貰えることになりました。窮地に救いの手を差し 伸べて戴き、本当にありがたい。そうしているうちにライフラインも徐々に繋がり始めました。綱渡り状態なの に高松から横浜に戻って来て、静岡まで同行してくれた奥様もありがとう。これで何とかなりそうです。

    奥様はトンボ帰りで再び横浜へと戻りました。旦那は単身赴任開始です。


3/02 初日
    今日は晴れて、玄関を開けると富士山が見えました。駅の方向を見ると雲海が…。どれだけ山の上なんだか。

    現地では初日の諸手続き説明会がありました。環境が変わるのは慣れるしかありません。何とかやれるでしょう。 それよりも、今日の昼までは悪い連絡が来ないで欲しいと、ドキドキしながら強く祈っていましたが、連絡なく 定時になったのでホッとしていました。

    奥様は横浜から高松へ戻り、義父の様子を見た後、夜に実家へ到着。奥様が荷物を片付けて一息付こうとした時 (深夜)に、急変の連絡を受け、タクシーで掛け付けた30分後、義父は息を引き取ったそうです。

    今夜はもう四国まで行ける新幹線が無いため、明日の始発で旦那も戻ります。いきなり忌引きになろうとは…。


3/03 高松へ
    始発のJR東海道線は5両編成でした。15両ばかり見ていたので、ローカル線っぽくて不思議です。

    高松へは10時半に到着し、11時から斎場の担当者と打ち合わせ。3月4日が友引なので、通夜が明日、告別 式は3月5日になるそうです。義母と同じ斎場へ1年後に再び来てしまいました。

    3月2日朝迄に連絡を受けると旦那は戻って来れなかったので、来れただけマシですが…。そういう意味では、 義父も頑張ってくれましたが、義父の入居施設の多くのスタッフ、及び医師が24時間体制で頑張って戴き、 ギリギリの所で間に合わせて戴きました。本当に感謝しています。


3/04 通夜
    開始まで時間があったので、琴電に乗って中心部の商店街まで昼食を食べに行きました。味は判らなかったけど。

    義父は高齢でしたし、通夜自体は義母の時と同じ簡素にしました。それでも義父の会社関係で弔問に来られた人 が多かったと思います。そういえば昨年秋まで、元の会社の慰安旅行に行ってた義父でした。


3/05 告別式など
    8時〜朝食、9時〜控室移動、10時半〜司会と打ち合わせ、12時〜告別式、13時半〜高松斎場で火葬、 16時〜初七日法要、17時〜会食、18時撤収。そしてようやく実家へ。

    今日も慌ただしい1日です。


3/06 諸手続き
    役所の届出や手続きがたくさん。一度に全部は無理なので、(奥様が)少しずつやっていきます。

    奥様は少し疲れたようです。無理もないけれど…。


    そういえば今日は国公立大学の合格発表の日。甥っ子は現役A日程で第一志望に合格したようです。おめでとう。 偶然ですが、明日帰る前に合格祝いを手渡しできますね。暗い話題(黒い封筒)ばかりでしたが、ようやく明る い話題(赤い封筒)になります。


3/07 静岡へ
    甥っ子へ合格祝いを渡し、旦那は今日で戻ります。必要な物を買う前だったし、部屋を整理する道具もない状態 なので。

    奥様は手続き等のため、高松に残ります。しばらく文鳥達と会えない状態ですが、なるべく無理をしないように、 片付けていきましょう。


3/09 置き土産
    義父が入居していた施設の部屋は早急に空けなければなりません。通常は退去2ヶ月前の通告が必要ですが、 今回のような退去理由だけに3月(1ケ月分)の負担だけで済むことになりました。月始めだったということも あります。ただし、中旬までに部屋を空けて、中旬以降は室内改装業者が回復工事を始められるようにすること、 という条件付きです。

    義父の部屋はビジネスホテル風(+α)にした部屋だったので、1年前に買い揃えた家具がたくさん残されてい ます。実家に家具類を置く場所はないため、業者に頼んで衣類や布団等を含めて基本的に全て処分することにな ります。そうは言っても、1年しか使っていない電化製品なので、これから県外で独り暮らしを始める旦那の 甥っ子に、欲しい家具や電化製品は全てあげることにしました。タダでも持って行ってくれるなら、業者に頼む 量を減らすことができるし‥‥。弟夫婦にしても甥っ子が家具や電化製品(70万程度)を全部買い揃えるより は、かなり助かるはず。不謹慎ですが、結果的に丁度いいタイミングだったかもしれません。

    義父の置き土産を甥っ子が有効活用すれば、みんな得をすることになるので、義父も喜んでくれると思います。 亡き義父から甥っ子へのエール(合格祝い)として。


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3/14 かん1歳
    ホワイトデーはかん1歳の誕生日です。不在なのでお祝いはできないけれど、おめでとう。

    かんはようやく1歳ですが、既に9羽も子供がいます。背中に少し残っていた雛毛は、生え換わったのでしょうか。


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