10/01 より落鳥
    今日から十月。心機一転。文鳥生活第2章を始めます。

    ◆預り雛4羽はとても元気(ワイルド)。挿し餌を欲しがっています。さこは独り餌になりました。
    ◆すい・らんは隣の4羽が気になる様子でそわそわ。人間が預り雛4羽に構っているのが気に入らないのか、 少しヤサグレてきました。(T_T)
    ◆くぅはマイペース。指(介護ハイヤー)にすぐ乗って、手の平水浴びを欠かしません。
    ◆より・かんのつぼ巣からは孵化した3羽の鳴き声が聞えて来ます。

    全て順調と思っていたら、育児中のよりがつぼ巣の外に出たままになっていました。目を閉じているし、様子 がオカシイ。!!! 取り出して体重を測ってみると、25.4g‥‥かなり減っています。そして動き自体 が鈍い。育児中で疲れているのか‥‥。餌の強制給餌は嘴を開けてもらえず断念。仕方なく、よりの保温温度 を上げて様子見。

    この間に雛を取り出す場合に備えて、保温用ふごのセッティング。しかし、温度を上げてもよりは餌を食べて いません。現在はかんが雛3羽に給餌しているので、雛3羽よりもよりのほうが危ないのではないかと、より 用の緊急保温部屋をどうするか考えていた最中に、状態が急変。危篤になり、握っている手の中でよりが息を 引き取りました。



    よりぽん、どこかで無理をさせてしまったのかもしれません。気付くのが遅れてゴメン。元親様、申し訳ありません。



    愕然となるも、哀しんでいる状況ではなく、残された孵化3日〜7日の雛達をどうやって救うかに注力します。 とりあえず今夜だけは父親かんに給餌を任せますが、明朝の状況次第では給餌アシスト/人工給餌になるかも しれません。

    いきなり、大波乱の幕開けになろうとは‥‥。


10/02 挿し餌アシスト
    朝イチで雛達の状態をチェック。餌を食べているかんを鳥籠の外に締め出し、つぼ巣ごと取り外す。

    挿し餌アシスト
    雛達は‥‥‥生きていました。ほっと安心。体重は、8.8g、7.0g、5.4g。
    まだ安心できる日齢・成長には程遠く、予断を許さぬ状況に変わりありません。朝イチなので雛達は食べている ハズもなく、かんの負担軽減&予防(※注1)のために、雛達に挿し餌アシストします。意外なことに大きな仔 ほど食べてくれません。そして、雛をつぼ巣に入れ、元の状態に戻しました。

    ※注1
    1.親が全ての雛に平等に給餌するとは限らず、鳴く仔にだけ与える場合がある。
    2.親の給餌能力を超えている場合、親が対象雛を選別し、他の雛を見捨てる場合がある。
    3.給餌能力を超えている雛を無理して全て育てようとすると、親のほうが亡くなる場合がある。

    今日はかんの給餌の様子・頻度を伺いつつ、いつでも挿し餌アシスト可能な状態でスタンバイしておきます。
    →3羽分の雛の鳴き声が聞え、かんはつぼ巣に入っているようでした。


10/02 すい・らん
    お別れの日が近付いて来ました。

    文鳥の神様にお祈り

    君達の前途に幸あることを祈ります

    トレイの縁に並ぶ

    お気に入りの場所

    我家の雛にしては珍しく、ハイビスカスをあまり荒らさなかった仔達です。


10/03 より埋葬
    今朝ようやく晴れたので、よりを我家の文鳥達の墓所に埋葬しました。豆苗、黍穂、殻付餌などを添えます。

    安らかな眠りにつく

    かんとの間に14羽の雛を残し、育児疲労により落鳥。享年3歳6ヶ月。
    よりが安らかな眠りに付けるよう、遺した幼い3羽の雛達は、かんと協力してきっと健康な仔に育てあげますので、 安心してください。合掌


10/03 らん譲渡
    きなこ餅

    時々、挿し餌を欲しがっていたらんも独り餌になり、お渡し期日に間に合いました。

    カーテンに停まる

    いつも2羽でリビングを飛び回っていました。

    鳥籠の上に

    体重29.4g。少しスリムになった健康優良児です。

    忘れないよ

    先輩のぷくちゃんと仲良くするように。元気でね。


10/03 雛っ子返却
    お預かり中の雛4羽を返却しました。

    照明が傾いてます

    寝てしまった

    挿し餌を食べたら、寝るのが雛。

    ハイビスカスに集まる

    1羽が止まると、次々に雛達が集まって来ます。

    健やかに

    可愛い盛りでお預かりする事になり、楽しかったですよ。

    楽しかったよ

    今日で一気に半数(12→6)になりました。別れが重なる日もあります。


10/04 人懐っこく
    換羽ってます

    らんや預り雛達がいなくなって淋しいのか、すいは一段と人懐っこくなりました。

    挿し餌を欲しがるマネ

    人懐っこくなる

    飼主に纏わりついてくれるのは嬉しいけれど、元気も出しましょう。手乗り度UPですね。


10/05 雛達の取り出し
    かんは雄ですが単独で雛達への給餌を頑張っています。それは認めます。ただし、雛達をチェックした結果、 給餌量は充分ではないと思われます。(雛達を温めているだけマシです)朝夜に人間も給餌アシストしていますが、 昼間の給餌量が足りていません。

    3羽を取り出し

    かん自身にも疲労が見られ、体重も減少しています。暴れたり、ふらふらしています。これ以上かんに雛への給餌 を任せる事はリスクが大きく、やむをえないでしょう。まだ早い日齢ですが、ここが見切り時、との判断を下し、 今日から雛達を人工給餌に切り替えます。4日間(よりが不稼働だったので実質6日間)御苦労様。 あとは任せなさい。

     日付. けい. とうい よう. 備考.
    10/01 7.4 6.0 4.1より落鳥
    10/02 8.8 7.3 5.4朝夜挿し餌アシスト
    10/0310.2 9.2 6.7
    10/0412.110.6 8.5
    10/0513.211.9 9.4取出し、ふご
    10/0614.213.710.93時間毎
    10/0715.715.412.3
    10/0817.517.013.9
    10/0918.718.615.74時間毎
    10/1020.020.117.4追越し
    10/1120.420.618.54時間半毎
    10/1221.522.020.0出張挿し餌
    10/1322.223.021.0
    10/1422.923.622.3
    10/1523.324.223.0
    10/1623.824.623.8
    10/1724.024.824.75時間毎
    10/1824.125.325.1羽ばたく
    10/1924.024.925.0プラケースへ
    10/2024.225.025.1立ち上がる
    10/2124.224.925.3
    10/2224.425.225.6
    10/2324.825.225.4文鳥まつり、水槽45cmへ
    10/2424.924.925.7文鳥の日、初飛行
    10/2525.525.726.5
    10/2625.625.526.0水槽60cmへ
    10/2725.925.525.8豆苗追加
    10/2825.225.025.2ブランコで寝る
    10/2925.625.325.7水浴び
    10/3025.524.925.7
    10/3125.725.425.9ハロウィン
    11/0126.025.125.6
    11/0226.725.426.1
    11/0326.625.626.1
    11/0426.025.926.2とういグゼり
    11/0526.526.226.8
    11/0626.926.826.7
    11/0726.926.927.1
    11/0826.826.826.8
    11/0926.926.526.7
    11/1026.526.026.1
    11/1127.026.626.4
    11/1227.426.226.2
    11/1327.026.526.2
    11/1426.826.425.9
    11/1526.626.626.2
    11/1626.526.125.9
    11/1726.626.626.0
    11/1826.926.526.5
    11/1927.426.926.8けいグゼり
    11/2027.126.225.9
    11/2126.426.325.9
    11/2226.426.325.6
    11/2326.526.225.8


10/06 デイケアサービス
    きな子に先立たれてからくぅは独り暮らし。手の平水浴びは今でも欠かしません。

    水浴び中

    眼があまり見えていませんが、鳥籠の中に指を入れると、簡単に乗って来るので、台所へ連れて行きます。 (介護タクシーとも言う) 手の平に水を溜めると、割とすぐに水に入り、水浴びをします。台所シンクの周辺 は水飛沫が飛び散りますが‥‥‥。長めの水浴びを終えると、手の縁に上がり、「ピッ(もういいよ)」と鳴いて、 終了を知らせてくれます。濡れた手を拭き、くぅを乗せて温室まで連れて行き(飛ばない)、鳥籠の中の枝に止 まらせます。人間は台所に戻り、床やカウンターやタイル壁に飛び散った水飛沫の始末をして、デイケアサービス の終了。

    老鳥手乗りだからこそ、コミニケーションのひとつとして行っています。
    (目の見えない仔を放鳥できないため、手乗りなのに鳥籠に入れっぱなしだとストレスになる)


10/07 命名 & 無理難題
    雛達に「けい」(慶)、「とうい」(桐)、「よう」(陽)と幼名を付けました。

    それはいいのですが、挿し餌の時、今迄で一番手間の掛かる仔なので、苦労しています。
    早齢で身体が極小。羽毛が生えておらず、保湿が難しい‥‥‥。これは最初から判っていたので構いません。 鳴かない、嘴を開けない、餌を欲しがらない‥‥‥こういう仔は今迄にもいたので、対策は大丈夫。

    更に今回は何に手間が掛かって難しいのか。それは‥‥‥挿し餌をあまり「食べられない」。orz........
    マイクロシリンジで口に入れた挿し餌をほとんど吐いて、付近に撒き散らかしてしまいます。それを吐かさない ように充分な量を食べさせる必要があります。どうやって? こんな無理難題を突き付けられています。

    でも健康な仔にきっと育てあげるから。頑張ります!


10/10 大人げない
    何か面白いことないかな

    よりや育児中だった雛達がいなくなり、かんは放鳥してもヒマそうにしています。

    踊るかん

    すいも遊び相手がいないので、一緒に放鳥してみると‥‥。すい(娘)がかん(父)の籠に止まりました。『何だ こいつは』と思いつつ、かんは唄と踊りを披露してみました。すいはぽかん‥として、『おじちゃん何やってるの?』 という様子。お子ちゃまですから‥‥。

    ゴルァ!:娘に怒る

    唄と踊りに無反応なすいに対し、かんが怒って威嚇しています。何て大人げない‥‥‥。 可愛い娘の遊び相手になってあげるのも必要ですよ、お父さん。


10/15 嘴を開ける
    挿し餌の時の嘴を開けない雛達でしたが、ようやく嘴を開けるようになりました。

    お腹が空いた〜

    左から、けい・とうい・よう。はい、ゴハンですよ〜。少しずつ可愛くなってきました。


10/16 夜型
    挿し餌の時、黙って嘴を開けている雛達。お腹が空いているなら鳴きなよ、とも思うのですがあまり鳴きません。 しかし、夜や深夜の挿し餌の時は鳴くようになりました。雛達の体内時計は夜型になっているようです。

    今日でみんな24gを超えてきました。


10/18 追い抜く
    雛達の筆毛が開き、可愛いくなってきて、それと共に個性も出てきました。

    筆毛が開く

    手前から、けい・とうい・よう。現在の体重は、けい<とうい<よう。いつの間にか末っ子が一番重くなってます。 確かに一番食べていたけどね‥‥。ようの雛毛は薄いベージュ色。♀だとは思いますが、クリームとしては濃い色に なりそうな気配。ただ♀にしては体重が重いような‥‥。

    ここにきて性別が判らなくなったのは1番目のけい。尾羽が濃い色なのは2番目とういと同じ。ただ、雛毛の頭の 色がやや薄いような‥‥。体重がやや軽いし、みや♀と同様の栗頭♀の可能性も出てきました。う〜〜〜む‥‥‥。


10/19 別室1プラケース
    けいが羽ばたき始めたので、雛達を別室1プラケースに移しました。ふごより明るくなり、プラケースの中から こちらを見ています。


10/20 散歩中
    渡り鳥が来ているかもと、池のある公園へ行ってみたが、池には留鳥のカルガモのみ。コジュケイの鳴き声のする 方向へ歩いて行くと、小さな実が成っている木の周りで、バードウォッチングができました。

    コゲラ

    僕もいるよ、と主張するギーちゃん。

    ヤマガラ

    どこか文鳥と似た配色のニィニィちゃん。

    シジュウカラ

    たくさんいるジィジィちゃん。

    アオゲラ

    出逢えると嬉しい大物、ポンちゃん。

    エナガ

    可愛い声のチュルチュルちゃん。


10/23 文鳥まつり2015
    今日から吉祥寺で文鳥まつり09が始まりました。もちろん行列は覚悟していますが、最初のほうに並ぶと 知り合いの人に逢った時に、居た堪れなくなる羞恥プレイを味わってしまうので、(でも初回グループでは 入場したいかも) あまり気合いを入れずに行ってみました。(挿し餌中の雛達も連れているし)

    カワセミ

    入場時間まで時間があったので、井の頭公園を歩くとカワセミがいました。 獲物が少し大きかったようです。

    初回グループの後ろのほうで入場したので、皆さんの作品をいろいろ見ることが出来ました。瞬殺された アイテムもあったけど‥‥。そして欲しかった作品(シナモン文鳥オンリー)もGet出来たので満足。 大人買いした戦果はそのうち写真にポロポロと写り込んでくると思います。

    雛達を連れているので、今回はサクッと帰ります。スタッフの皆さん、初日お疲れ様でした。 それにしても上條淳士さんが午後に整理券を配っていたとは。(会話したけど)マジすか‥‥。 初回グループの時には作品がまだ搬入されてなかった‥‥。


10/24 飛(10)ぶ(2)よ(4)
    雛達は羽ばたき始めて(蛾になる)いるので、少し広い別室3水槽45cmに移しました。いろいろなモノに 興味を持ち、ゴゾゴソしています。すいが乱入してますけど‥‥。体調を崩していた仔も回復して元気になっ てきました。挿し餌の時に手の平に乗せていると、雛達は伸びをした後、3羽とも初飛行しました。やったね。 おめでとう。

    水槽45cm

    文鳥の日に雛が飛ぶとは、めでたい事です。そして雛達の一番可愛い盛りになりました。これから目が離せな くなります。


10/25 仲間に入りたい
    踊るかん

    すいとかんを放鳥すると、2羽でツルんで行動していますが、かん(父)に踊られても意味が判らず困って います。

    照明に止まる

    すいは同世代の遊んでくれる友達が欲しいようです。

    仲間に入りたい

    雛達と同じ子供扱いをして欲しそうですが、今はこんな感じで我慢してもらいましょう。 じぃっと見てるし‥‥。


10/26 別室4水槽60cm
    別室4に引越し

    雛達が飛ぶようになったので、少し広い別室4水槽60cmに引越してもらいました。

    こんな所にいた

    挿し餌の途中で雛達が一斉に飛び立ち、一羽が行方不明になる。温室の後ろやカーテンの中を調べても見つか らない。しばらく探してスタジオライトに乗っているとういを発見。

    降りられない

    天井近くの場所から降りられず、固まっていました。救出、回収しましたが、自分でもどこへ飛んで行くか 判っていない雛達です。


10/27 もふもふグラフ
    雛達はお腹が空いたと喧しく鳴いています。(鳴かない仔が若干名いるけど) 挿し餌を食べたら、君達の 水槽を掃除する間、ここで待ってて下さい。

    もふもふグラフ

    お腹が起きても、この仔達は飛んで行きません。大人しく待っています。偉いぞ。‥‥何か、棒グラフみたい になってますね。『ひなぶん成長もふもふグラフ』を表している?

    並んで待っている

    こんなに可愛く育ってくれると、早齢過ぎる挿し餌から苦労した甲斐があったと思います。よりぽん、君から 引継いだ仔達は、少しヤンチャな手乗り文鳥に育ちました。こんな感じでどうだろうか。


10/28 ブランコ寝
    昨夜から雛達はブランコ上で寝ています。

    ブランコに並ぶ

    少し体重が減っていますが、止まり木にいる時間が増えた事で、身体が引き締まってきたのだと思います。 もふもふ可愛いですよ。

    すい:中に入りたい

    すいを放鳥すると、水槽の横に陣取り、雛達の様子をじぃ〜と見て中に入りたそうにしています。雛換羽中 なので、みすぼらしい姿になっていますが、そのうち綺麗な娘になる‥‥‥はず。たぶん。手乗り度が少し 下がってきたのが気になります。


10/29 きなこもち
    鳴き続けるけいをあやす

    最近のけいは挿し餌から2時間程度で人間の姿を見ると、ぎゃんぎゃん(ダミ声)鳴き続けています。余りに も喧しいため、手で握って鳴き止むようあやしています。甘えているのは判るけど、全く鳴かない・餌を食べ なかった仔が、こんなに変わるとは‥‥‥。

    よう:床に不時着

    お腹が空いても、か細い声で鳴く末っ子よう。それでも一番重くなっています。他の仔につられて飛び出して、 人間の周りをぐるぐる回り続け、燃料切れで床に不時着。助けに来てよ、という顔でこちらを見ていました。

    水槽の縁に並ぶきなこもち

    挿し餌を食べたら、水槽の縁で団子になってました。もふもふきなこ餅が並んでます。


.
10/30 かん
    かんを放鳥すると雛達の水槽の近くに来ていました。

    中が楽しそうで気になる

    水槽の中にはすいも入っていますが、かんも中が気になるようです。君の子供達だけどね。

    凛々しい立ち姿

    待ってて台の上に佇むかん。凛々しいです。


inserted by FC2 system